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驕ることなく。

By takahasi, 2010年10月6日 4:49 PM

こんにちは。

  

9月末から公開委員会やブロック会員大会、全国大会など、事業が続き

更新できずにおりました。忙しかったですね・・・。

私の場合、通常のLOM事業やLOMの会議、ブロックの会議の他、外部団体の委員や監事、評議員などを兼任しております。

昼に会議があったり、夜に会議があったりと、ここ数日は続いておりまして、

だからと言って、仕事は手を抜くわけには行きませんから大変です。まずは社業あってのJCです。

今まで経験したことのないような日々を過ごさせていただいております。日々勉強ですね。

  

今日は先日行われた全国大会のアワード(褒賞)について書きたいと思います。

御存じの通り、わが新潟JCは残念ながら入賞することが出来ませんでした。

すべての委員会が7月までの事業ではあるのですが、苦労を重ね、

真剣に取り組んでくれた多くの事業。

  

その多くの事業を褒賞に導くことが出来なかった自分の無力さを、心から感じました。

申請の隅々までチェックして、担当委員会と共に、解りやすくPRできるようにしたつもりだったのですが

それだけの問題ではなく、根本的な事業に対しての姿勢や熱意が足りなかったのかもしれません。

本当に、本当に、申し訳なく思っております。

皆さん、ごめんなさい。

  

事業とは褒賞を取ることが目的ではなく、市民・国民の心を1ミリでも動かし、

明るく豊かな社会に導く為の運動であると思っています。

でも今回、褒賞を取ることによって、新潟JCの皆さんが自分たちのLOMに誇りを持ってもらいたかった。

全国で胸を張れるLOMにしたかったのが本音です。

  

全国大会の3日間、悔しくて、悔しくて、失意の中、3日間を過ごしました。

悔しさを引きずったまま、日曜日に自宅に帰り、夕飯時、ぼーっとテレビを見ていたのですが

3日間悩んだあげく、自分の中で結論が生まれました。

  

正直な所、いろんな所で、様々な方々から「今年は取れるんじゃない」とか「すごいね」とか

評価をいただき、気づけば心の中で天狗になった自分がいました。

仮に褒賞を獲得していたら、LOMも、なによりも自分自身が、なおさら天狗になったかもしれませんし

これから未来に向けて進化をする為の努力を怠ったかもしれません。

それでは本末転倒です。自己満足をするためのものではないのです。

  

良い機会だったのだと、今は思います。自分自身と、これからの新潟JCを

真剣に考え、様々な問題に対して、本当に市民の心を動かす事業をするために

何をしなければならないのか、どのような心構えでいなければいけないのか、

そのすべてが私には欠けていたことに、今更ながら気付きました。

  

多少、何かが上手くいったり、ちょっとした評価があるからって、人は驕ることなく過ごさなくてはなりません。

そして、先見力を磨かなければ目標を達成することもできません。

心の隙が今回の結果だったこと、もっと、もっと私たちが暮らす新潟の未来の姿を

具体的に描かなければ、JCの運動など自己満足で終わってしまうのだと、何も変わらないし

誰にも評価されないのだと、そして、それらを皆で自覚しなければ、常々口から発している綱領など

口先だけのものになってしまうのだと、深く考えた全国大会でした。

  

ダメだったことは次へのステップです。

無駄な経験など何一つないのだから、これからに生かして行きたいと思います。

  

ナオキ