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理事長基本方針

一般社団法人 新潟青年会議所 2014年度 スローガン

理事長

未来を創り未来へ繋ぐことで、新たな歴史を刻む

 2014年、一般社団法人新潟青年会議所(以下、新潟JC)は、創立60周年という節目の年を迎えました。戦後の復興期に経済社会の健全な進歩発達を目指した草創期から、時代の流れと共に変わる地域の問題に真摯に向き合い、青年の情熱と弛まぬ努力で幾多の困難を乗り越え、常に新潟の発展と歩みを共にしてきたのが、新潟JC60年の歴史です。一年一年と積み重ねた膨大な時間の中で、無限の可能性を信じて結集した若い英知が原動力となって果敢な行動を生み、数限りない輝かしい功績を打ち立て、礎を築いてきました。私たちは覚悟を持って、途切れることなく脈々と続く創始の精神を源泉とし、歴史から学び伝統を受け継ぐとともに、歴史の重みや先達の功績に怯むことなく、青年らしい斬新な発想と果敢な行動により新たな価値を生み出していかなければなりません。そして、継承と創造を両輪とし、洗練された組織へと進化し続け未来へと繋いでいくことが、60年を迎えた新潟JCにとっての責務であり、最大の使命です。 草創期に先達が想い描いた社会は、もはや現実のものとなり、各年代の努力の成果として現代社会が存在する一方、当時では思いも至らなかった新たな問題が社会を蝕み、解決しなければならない課題を抱えたまま、未来を想い描くことすら困難な状況に陥っています。しかし、未来を創り未来へ繋ぐ使命を帯びている私たちには、立ち止まっている時間はありません。迷うことなく問題に正面から向き合い、挑み、行動することにのみ課題を解決する糸口を掴むことが出来るのです。私たちは行動しなければなりません。なぜならば、積極果敢な行動こそが、時代の変遷でも決して変わることのなかった、私たちが住む新潟の発展を願う一途な想い、すなわちJC運動の原点を伝承することの証であるからです。長い歴史の中で、新潟の地域に根差し、地域から頼られ、存在し続けてきた意義に共鳴し、明確な目的意識と目標意識を共有すること、そして若い我らが手をとりあって力を結集し、課題解決に向け行動していく。静かな水面に落ちる僅かな一滴であるかもしれませんが、その波紋は着実に広がり大きな輪となり必ずや道を拓いていくでしょう。 「手をとりあっていこう」 そして、私たちが描く理想の社会の実現は、そこに住む市民の参画なくして、成し遂げられることはありません。行動する私たちJAYCEEが市民とも心を寄せ支え合い、多面的で有機的な繋がりを構築すること、思いが想いを育み、想いが信頼を呼び、信頼が協働を創り、協働が共生を創出する、そして共生の精神が循環する社会、そのような新潟の発展を共に願い、手をとりあって行動する市民で溢れる社会を実現することは不可能ではありません。今こそ、共生社会「新潟」の実現に向けた第一歩を踏み出そうではありませんか。

進化し続ける組織が魅力溢れる運動を創る

 近年、新潟JCは、未来を担う新しい会員の獲得で成果を上げ、長年の懸案であった会員数の減少に歯止めがかかり、増加に転じました。これは、会員拡大に対する意識改革により、メンバー一人ひとりが自らの事として受け止め、主体的に取り組んでいる成果の現れです。JCの最も基本の運動である会員拡大は、「まちづくり」「人づくり」両面において大きな意義を持ち、組織の進化に直結する運動です。組織の新陳代謝を図ることで得られる新しい力は、組織に大きな刺激を与え、個の力の増幅に繋がり、まちづくりの推進力を高めます。また、メンバー同士が多様な価値観をぶつけ合い、切磋琢磨することで人間力を高め合える、人づくりにも資するのです。さらに、新入会員を仮入会という伝統的な教育制度の中で、確固たる目的と目標を持ち、未来を担う覚悟を持ったJAYCEEへと育成することも必要です。会員拡大の意義を全メンバーに浸透させ、意欲的に取り組み、確かな成果を上げるとともに、揺るぎない覚悟を持ったJAYCEEを育成します。 また、新潟JCは会員数の増加により、日本全国698の地域にある青年会議所の中でも、有数の規模を誇る組織となりました。規模の拡大に伴い、既存のルールや仕組みに頼るだけでは、組織をまとめることが難しくなり、時代に即した新たな発想を融合させながら、組織基盤の強化に努めなければなりません。強固な組織基盤の下支えによる運営こそが、組織力を高め、運動の効果を最大化していくのです。そのためには、組織の円滑かつ効率的な運営に取り組むことはもちろんのこと、緊密な連携により信頼関係を醸成していく必要があります。また、組織内の強固な連携により、一体感を持って運動や事業を支援していくことも欠かせません。さらに、各地域にある青年会議所の全国的運営の総合調整機関として公益社団法人日本青年会議所があり、2014年度は会務担当常任理事を始め、北陸信越地区協議会並びに新潟ブロック協議会に数多くの出向者を輩出します。運動の内容は違えども、同じ理想を掲げた同志と共に活動することで得られる幅広い知識や経験は、出向の機会で得られる最大の財産です。その財産を活かすためにも、出向者と緊密な連携を図り、成果をタイムリーにフィードバックしなければなりません。新潟JCのスケールメリットを最大限活かすためにも、信頼に基づく有機的な組織内外の連携を図り、力強い組織基盤を構築することで、常に組織を進化させていく必要があるのです。

歴史の継承から新潟への誇りは生まれる

 あらゆるものすべてに紡いできた歴史があり、それを礎として現在があります。成功の歴史があれば、教訓となる歴史もあります。歴史の忘却は、衰退と滅亡の始まりを意味し、それとは逆に、歴史を紐解き受け継ぐことで、現在の立ち位置を明らかにし、過去から現在の延長線上にある未来への道が見えてくるのです。また、歴史の継承なくして、郷土への誇りや先達への感謝の念が生まれることはありません。未来を託され今を生きる私たちは、歴史の持つ意義を理解し、それを受け継ぐ気概を醸成していかなければならないのです。 私たちが暮らす新潟にはどんな歴史があるのでしょうか。古くから湊町として栄え、人や物資の集まる要衝であった古代から中世、長岡藩の支配下で新潟町と呼ばれ明和騒動が起きた近世、開港により新しい時代の扉を開いた近代、都市化・工業化・国際化を押し進めた現代など、多くの歴史と歴史的価値を有しています。歴史の積み重ねが、まちの今の姿を形づくっているのであれば、その歴史一つひとつは新潟の持つ独自の魅力であり、誇るべきものではないでしょうか。その誇りを失わないためにも、まちが持つ魅力を知ることから始め、理解し、様々な人々に伝えていく必要があります。そして未来へと受け継ぐことが、新潟に住む私たちの担うべき役割なのです。 新潟JCは、1954年10月4日の創立以来、その精神を脈々と受け継ぎながらも、それぞれの時代背景を的確に捉え、新潟の未来を切り拓く運動に積極果敢に挑み、数多くの成果を残し、常に新潟の発展に貢献してきました。時代が変わろうとも色褪せない先達の功績は、今日まで積み上げてきた新潟JC60年の誇るべき歴史と言えます。その歴史を受け継ぎ、感謝の念を持って後世へと繋いでいくことは、今を生きる私たちにしか出来ないことなのです。それと同時に、未来への道を想い描き、新潟JCの方向性を示し、一貫性のある運動を展開する契機とし未来に繋げていくことも、私たちに課せられた使命なのです。

新潟の未来を描く物語は、人づくりから始まる

 日本は、地球全体でみる限り、エネルギー資源を代表とする天然資源には恵まれない国の一つと言えます。しかし、そのような環境を打破し、世界第2位の経済大国まで日本を押し上げた原動力となったもの、それは紛れもなく人であり、人を資源として捉え、人づくりに力を注いだ結果が奇跡とも言われる戦後復興を成し遂げたのです。企業や組織、家族であれ、社会を構成するもの全てが、人で成り立ち支えられています。つまり、人的資源の強化なくして、私たちの未来の展望は拓けないのです。人がまちをつくり、未来を創る、その原動力となる情熱溢れる人づくりを最優先として取り組む必要があります。 未来を担う青少年を育成していくことは、新潟の未来を創る上で欠かすことのできない要素です。「国家百年の計」と言われる教育とは、人をつくることであり、現場である学校だけではなく、家庭や地域とがそれぞれの役割を担い、三位一体となり育成していくことが求められています。しかしながら、核家族化の進行や地域との結びつきの希薄化など、社会環境の変化によりそれぞれの役割を果たすことが困難になってきています。その変化を的確に捉え、それぞれの役割を明確化し、三位一体となって連携して取り組むことはもちろんのこと、単体では伝えることが難しい、地域との繋がりや地域の持つ魅力、他者への思いやりなどの社会教育こそ、地域を担う私たちが率先して教え、たくましく生きる力を養っていかなければならないのです。私たちは、未来の人づくりに貢献し、それを社会全体で取り組む機運を高めていきます。 また、まちをつくる人の力、すなわち個の力を高めることも、人づくりの重要な要素であり、まちづくりの推進力を高めます。新潟JCにおいて、個の力を高める取り組みの中でも、リーダーシップトレーニングは、まちづくりと等しく重要なテーマであり、地域の課題を解決に導ける人材を数多く育成してきました。環境が刻一刻と変化し続けている現代社会においては、その変化を正確に捉え、問題を分析し、状況を見極め、地域の課題解決に向け、情熱を持って目標実現まで確実に導いていける、そのようなリーダーが求められているのです。時代とともに変わるリーダーに求められる要素を的確に捉え、実行力と実現力で地域を魅了する人材育成に努めます。

いまの繋がりは未来との繋がり

 2011年3月11日に発生した東日本大震災は、私たちに多くの試練を与えました。 それと同時に震災の経験を通して、日常では気付くことのない多くのことを学びました。 その中でも、人との繋がり、あるいは地域との繋がりの大切さに気付き、その必要性を多くの国民が感じたのではないでしょうか。凄まじく過酷な状況の中、被災者を思いボランティアに携わる人々、全国各地から日々集まる救援物資、世界各国から寄せられる多額の義捐金、これらは被災地の住民を勇気づけ、間違いなく復旧・復興の後押しになっているはずです。これは、震災を他人事ではなく、自らの事として捉え、被災者を思う気持ちが結びつき一つになったからであり、繋がることは大きな力を生み出すことを意味するのです。つまり、思いを共有し、有機的な繋がりを醸成していくことが、社会を動かす大きな原動力となるのです。 未曽有の被害をもたらした東日本大震災から3年が経とうとし、時の流れと共に災害に対する意識が希薄化する中、震災の経験を一過性のものにすることなく、常に意識していかなければなりません。なぜならば、日本は災害大国と表現される通り、地震だけではなく、異常気象に起因する豪雨水害など、自然災害が発生するリスクが極めて高いからであり、絶えず意識を保ち、平時より万全に備える必要があります。そして、私たちが住む新潟においても、新潟地震という大災害が発生しているという事実を教訓として意識に刻み続けなければなりません。新潟地震から50年の節目を迎え、この歴史の教訓を忘れることなく、平時より防災・減災に対する当事者としての意識を共有するとともに、想定外の事態が起こる可能性も視野に入れて、必要な環境整備や、有事にも機能し得るネットワークの構築に努めなければなりません。 また、個の力の結集である組織において、組織力を高めていくためには、そこに集う一人ひとりが目的を共有し、力を結集し、強固な信頼関係のもと盤石なネットワークを構築することが必要です。メンバーの拡大局面にあり、若返りを果たした新潟JCにおいて、メンバー個々の点と点の結びつきを強固にし、そこから生まれる多面的なネットワークを活かすことで、組織としての一体感、そして力強い運動展開への土壌が構築出来るのです。 そして、メンバー相互の緊密な交流を図ることはもちろんのこと、メンバー間の密接な協力体制、強固な信頼関係の構築による有機的な繋がりを醸成することで、運動の推進力が高まり、力強くJC運動を展開することが出来るのです。

創造力が活力漲る社会をつくる

 国内において急速に進む少子化とそれに伴う生産年齢人口の減少は、社会保障制度の崩壊や経済成長の鈍化など、あらゆる面において悪影響を及ぼし、日本の成長を妨げる主たる要因となっています。その結果、地域から賑わいを奪い、社会は活力を失っています。 これらは早急に解決しなければならない課題であり、交通インフラを始めとするハード面など、既存の価値体系を整備・拡充することで活性化を図ることはもちろん必要ですが、過度に時間のかかるハード面の充実を待っている余裕はありません。地域を思い、地域の未来を担う責任世代として、時代の変化に対応し、さらに時代の変化を先取りして新たな価値を生み出す力を磨き高め、それを形あるものとして実践することにのみ、活力漲る社会を構築することが出来るのです。 日本の成長に多大な影響を及ぼす少子化の原因は、女性の社会進出と考える向きがありますが、世界に目を転じれば、先進国のフランスを始めとして、女性就業率の高い国は出生率が高いということがもはや世界の常識です。すなわち、仕事と家事・育児の両立支援策により、子育ての負担を軽減し、社会進出を促していくことが少子化対策にも有効な手段となるのではないでしょうか。また、企業において、働きやすく、活躍しやすい環境を創造することは、国内における労働力が確保出来ることのみならず、少子化への企業の社会貢献となりえるのです。人それぞれが持つ未知なる可能性を最大限引き出すことが、社会に活力を与える源になると確信しています。 また、社会の活力を担っている地域の活性化は、日本全国どこの都市にも突き付けられた課題であり、本州日本海側最大の都市である新潟も、まちの賑わいを創出し、他地域の範となる必要があります。既存の概念を打ち破り、戦略を有して地域の特色を最大限に打ち出していかなければ、まちの魅力は衰退し、単なる一地方都市として埋没することでしょう。まちの置かれている状況を正確に把握し、可能性を見出し、果敢に行動していかなければ、まちの未来を拓くことはできません。新潟JCは長きに亘り、新潟の活性化を掲げ、運動を展開し成果を残してきました。新潟の地域の活性化に向け、新潟JCが発信した数多くの提言を礎とし、青年らしい斬新な発想と無限の想像力を武器に、世界に誇る新潟ブランドの創造に挑みます。

世界の中の日本、世界平和実現を目指して

 グローバル経済の進行、ITの発達や情報化社会の普及により、加速度的に世界との距離が縮まり、世界で起こる様々な事象が直接的に国内の政治や経済に影響を及ぼすことも多々あり、国家の枠を超え、世界との結びつきを意識せざるを得ない状況に置かれています。一方で、世界との結びつきを強め、未来志向な関係を構築していくことは、日本の成長戦略にとっても重要な要素なのです。私たちは、世界の中で日本が置かれている状況を正しく認識し、押し寄せる国際化の波に怯むことなく、民間交流を推進し、相互依存を強めていかなければなりません。そうすることで、国同士の結びつきが深まり、JCが掲げる世界平和実現に近づくのです。 日本は、歴史認識の相違や領土問題、領海侵犯問題など、多くの国際問題を抱えています。しかしながら、国益に寄与する外交は、本来政府が担うべきであり、私たちは、民間外交の担い手として世界との結びつきを深め、世界平和実現に向けて歩みを進めなければなりません。そのためには、国際的な視点に立った考え方はもちろん、相互理解力や国際感覚を養っていく必要があります。JCは、世界で120を超える国と地域から構成されており、多種多様な国際交流・国際貢献の機会を提供しています。また、新潟JCは、姉妹JC締結より30年を迎える大韓民国ソウル汝矣島青年会議所、10年を迎える社團法人中華民國板橋國際青年商會と長きに亘り積極的な民間交流を続けてきた歴史があり、意義深い交流であると考えています。私たちは、多くの機会を積極的に活用し、姉妹JCとの交流に更なる磨きをかけ、相互理解から相互発展に繋げるべく、未来志向な関係を構築します。 また、経済の分野においても、TPP(環太平洋経済連携協定)への交渉参加も含め、自由貿易に関する議論が活発に行われています。市場開放により、自国の産業衰退の可能性が叫ばれ、「田園型政令都市・新潟」を象徴する産業である農業を含め、多くの産業が自由貿易の議論の狭間で揺れ動いています。一方で、経済交流を基軸とした民間交流を推進し、互恵関係構築の可能性を見出す好機と捉えることも可能なのです。そのためには、自由貿易が将来もたらす功罪も含めて、正しく理解し、戦略的なビジョンを持つ必要があります。そして、構造的な問題を抱え、未来を描くことすら出来ない多くの産業の現状を的確に捉え、自立する道を探り、世界とも対等に渡り合うことの出来る国際競争力を高めていかなければなりません。

発信と継続が市民の共感を呼ぶ

 私たちが取り組む運動は、多くの市民からの参画により、効果が高まり、完成度が増していきます。また、そのような運動を継続して展開することで、市民への運動の浸透が図られるのです。そのためには、魅力溢れる運動を作ることはもちろんのこと、その運動を効果的に発信する手法を確立し、情報発信力を高めていかなければなりません。それと同時に、継続的な運動を可能にする強固な基盤を整備し、市民を魅了し、共感を呼ぶ運動を展開していかなければなりません。 近年、世界的な規模で展開されるSNSの登場により、情報の伝達手段がますます多様化しています。IT技術の格段の進歩が気軽さや便利さを生み、広範囲な情報発信を可能にする一方、情報氾濫の渦の中に埋もれてしまう危険性もあり、伝わらない情報である限りは、発信する意味を成しません。伝えたい相手に確実に伝わる発信手法を模索するとともに、画一的な情報伝達に終始することなく、情報の即時性や正確性を旨とし、情報の受け手側にたった特色ある手法を確立していかなければなりません。また、組織が拡大する中、メンバーの一体感を醸成するためには、内部広報にも力点を置かなければなりません。 IT技術を最大限駆使しつつ、アナログ的なコミュニケーションツールをも活用すること、それぞれの優れた点を最大限活かし、融合することで、メンバー個々の活動意欲を高める環境を構築します。 また、私たちの活動がメンバーからの貴重な会費を財源として成り立っている以上、会計の健全性や透明性の確保に努めることは必要不可欠です。また、市民から信頼される誠実な運動を展開し続けるためにも、財務体質の強化を図るとともに、コンプライアンスを徹底し、一般社団法人としての社会的責任を果たしていく必要があります。運動の基盤をなす財務の強化を進めるとともに、活動を支える財源の将来にわたる安定的な確保に向けたビジョンを作成することで、運動の継続性と連続性を高めていきます。

行動するJAYCEEが道を拓く 共生社会「新潟」の実現に向けて

 地球の誕生から約46億年、人類の誕生から約600万年、日本の建国から2,674年、新潟市制125年、そして、新潟JCの創立から激動の時代を駆け抜けた60年。長い年月の経過の中で、絶えず変化・変遷・発展を繰り返し、進化し続けてきたことで、私たちが住む新潟があり、私たちが存在するのです。そして、歴史を揺るぎない縦軸として受け継ぎ、新たな価値を融合させて、これから先も進化し続けていかなければならないのです。それが、先達の願いであり、私たちの願いでもあります。歴史の長さから考えるのならば、僅か一瞬かもしれない1年ですが、今私たちが行動しなければ、未来は拓けないのです。先人たちがそうであったように、私たちは歴史に名を刻まなければならないのです。 私たちの前に道はありません。論ずるだけではない、行動するJAYCEEが道を拓いていくのです。あとから来る者のために。 その道の先に、必ず私たちが描く共生社会「新潟」は実現するのです。

事業計画

(1) 創立60周年記念式典・祝賀会の企画・運営、記念事業の企画・実施
(2) 歴史の意義を感じ、歴史を受け継ぐことで誇りを醸成する運動
(3) 新潟の未来を創る原動力となる情熱溢れる人づくりを推進する運動
(4) 当事者としての意識の共有による有機的な繋がりを醸成する運動
(5) 時代の変化に対応し得る創造力を磨き高め活力漲る社会を構築する運動
(6) 相互理解・相互発展による世界との密接な結びつきにより未来志向な関係を構築する運動
(7) 発信と継続により市民を魅了し共感を呼ぶことで新潟JCの価値を高めていく運動
(8) 日本JC(本会、北陸信越地区協議会、新潟ブロック協議会)への積極的な支援・事業参画