一般社団法人新潟青年会議所 2016年度スローガン

第62代理事長 古川 憲

Change Yourself!! 変化を恐れぬ志士たちの結集 歩みを止めず、自己の成長とともに笑顔あふれる新潟へ

はじめに

 私たちは、何のために青年会議所の運動を展開しているのか、誰のために活動をしているのか、懸命に青年会議所に関わるほど、そんな疑問を感じたことはないでしょうか。私自身、様々な運動、活動を通じて、世界、日本、そして私たちの住まう故郷、新潟の発展を願いながら、ふと疑問に駆られることがあります。しかし、その疑問は運動を通じて得られる多くの学びや満足感、そして仲間との成長の実感によって払拭され、また一歩、成長する機会へと駆り立ててくれます。恐らく多くのメンバーも同じように自己の成長、仲間の変化していく姿を感じられるからこそ、青年会議所の運動に参画をしているのだと思います。青年会議所への入会前、そして入会から今日まで、私は自身への問いかけを繰り返してきました。その時々に最善と思える答えを選んできたことが今の私を作り上げてきたように思えます。疑問を感じることは私たち人間に与えられた能力の一つであり、疑問を感じずに日々を生きているだけでは自己の成長は望めません。現在の自分に疑問を持ち、未来を見据え、自問自答を繰り返し、成長を続けていくことこそ、私たちがめざす「明るい豊かな社会」の実現に繋がるものと信じます。

外交バランスの変化、経済不安、新たな病魔の蔓延、各国で頻発するテロの脅威等、私たちが生きる世界では日々、状況が大きく変化し、これまでの価値観では平穏に暮らしていくことすらままならない現実が存在します。一方、日本国内に目を向けてみても、国民不在の政治運営、安全保障問題、首都圏への人口一極集中化等、多くの問題を抱えています。本来であれば、明るい話題であるはずの東京オリンピック開催ですら新国立競技場の建設問題等を抱え、気が付けば世界、そして日本でも悲観的な問題が山積し、私たちは明るい未来に不安を覚えているのではないでしょうか。これは私たちの住まう新潟においても同じことがいえるでしょう。なぜ、世界はこのような状況になってしまったのか。環境が変わったのか、人が変わってしまったのか。まずはその根本的な原因を見出し、日本人の精神性を以て問題解決に導く一歩を踏み出すことこそが、時代を支える青年経済人としての責務といえます。
古来、日本は万世一系の皇室による統治がなされる国家という国体であり、そこに住まう民は八百万の神の力を信じ、自然への畏敬の念と祖先への感謝の心を持った、平和を愛する民でした。この精神性は近世まで続き、明治初期に日本を旅したイザベラ・バードは著書、「日本奥地紀行」の中で「私はそれから奥地や蝦夷を1,200マイルに渡って旅をしたが、まったく安全でしかも心配もなかった。世界中で日本ほど婦人が危険にも無作法な目にもあわず、まったく安全に旅行できる国はないと信じている」と記したほどの国だったのです。
私たち日本人の精神性が大きく変わるきっかけ、変わらざるを得なくなったのは大東亜戦争での敗戦であることはいうまでもありません。敗戦を機に日本は新たな国家として歩み始めました。1946年に公布された日本国憲法により、それまで現人神であった天皇の存在は象徴へと形を変え、国民がそれまで重要視してきた固有の精神性は否定され、日本は大きく変化したのです。それでもなお、先人たちは今日に至るまでに幾多の苦難を乗り越えてきました。戦後日本のめざましい復興は世界から注目され、同時に発展途上の多くの国々に大きな勇気を与えました。ある時期には、戦勝国である欧米の国々の中にあっても「JAPAN AS No.1」と評される国家に成長を遂げたのです。この成長は日本人の中に根付く、国家の復興を最優先すべき、という精神性が支えたといえるでしょう。しかしながら、飛躍的な成長を遂げる一方で、私たちは本来持っていた日本人としての精神性を失ってきたのかもしれません。
2011年3月11日に発災した東日本大震災、過去に類を見ない壮絶な自然からの試練は、甚大なる被害と深い悲しみを日本人にもたらしました。同時に、私たち日本人の中に眠る精神性を呼び起こすきっかけにもなりました。自分自身の壊滅的な被害状況を顧みず、他者に尽くす日本人の姿は、国民全体が一心同体となって試練を乗り越える大きな力となり、互いに支えあう日本人の姿は、世界に大きな感動を与えました。究極の困難を迎えたとき、誰が教えたわけでもなく私たちの中に今なお残る日本人の精神性が発露し、日本を救ったのです。
 今こそ、私たちは日本人の矜持を持ち、青年経済人として地域の課題解決に挑まなくてはなりません。メンバー一人ひとりが成長し、その姿を青年会議所や会社、社会の中で見せることが一番の実績となり、最も効果を発揮します。人を突き動かすもの、日本人が持つ固有の精神性を、一人でも多くの市民に伝播し笑顔のあふれる新潟を目指していこうではありませんか。1954年の設立以来、61年間の長きに亘り、新潟青年会議所は多くの功績を新潟に残してきました。今日、私たちがJAYCEEとして運動を展開できるのは、先達が一つひとつ築いた功績と連綿と受け継がれてきた歴史のおかげといえるでしょう。先達が築いた功績と歴史を礎に、次は私たちが新潟をさらなるステージへ導いていく必要があります。新潟青年会議所は2016年度、「変化」の一年をめざします。原理原則を守りながらも、現状に安住することなく、新たな視点から組織内外の課題解決に取り組み、地域が抱える課題に青年らしく、果敢且つスピード感を持って挑み続け、運動を展開していきます。

相集い、メンバー同士が互いの成長をめざす

 新潟青年会議所は近年の会員拡大運動が功を奏し、様々な個性を持ったメンバーが在籍する国内でも有数の会員会議所となりました。これは、日々の運動に対する正当な評価とメンバーの青年会議所に対する正確かつ積極的な情報発信の成果だといえます。しかしながら、自己成長をめざす若者にとって、数多ある組織の中から、なぜ青年会議所なのか、ということを明確に伝えられているメンバーがどれだけいるでしょうか。私たちは日々の運動、活動の中で青年会議所の素晴らしさ、そこから得る学びを知っています。組織を動かすのは人であり、事業を実施し、効果を出すのも人です。「ダイヤはダイヤでしか磨かれず、人は人でしか磨かれない」という言葉にもあるように、人こそが大切な財産となります。青年会議所においては人がすべて、といっても過言ではありません。だからこそ私たちは、自己の成長を願い、さらにメンバーの成長を願う利他の精神を併せ持ち、まずは私たちが成長、変化し、周りの人々を牽引できる先駆者となる必要があります。個の力を強め、結集し、同じ方向に向かって進んでいくことが組織力の強化に繋がるものと考えます。人の成長は出会いと学びの機会の数に比例しています。新潟青年会議所にはこれまで、数多くのメンバーが入会し、卒業していきました。限られた時間の中で多くの修練を経験し、より大きな成長を遂げるノウハウが青年会議所には詰まっています。青年会議所での運動を通じ、自己を成長させ、JAYCEEとしてのみではなく社業や地域における活動にも貢献していこうではありませんか。青年会議所への入会はあくまで成長への第一歩であり、所属することが目的ではありません。一人でも多くの仲間と共に明るい豊かな社会の実現という目標に向かい、研鑽し合い、成長していきましょう。

日本人のこころを繋ぎ、結んでいくために

 聖徳太子が定めたとされる「17条憲法」の第1条に記載されている、「和を以て貴しと為し」や会津武士の心構えの基本である「什のおきて」はまさに日本人固有の精神性の表れといえるでしょう。日本は世界から見ても稀有な国家だったといえます。戦後、私たちの思想や教育は大きく変わりました。めざましい戦後復興は現代の日本を築く礎となりました。しかし、その一方で私たち日本人は本来持ち合わせていた固有の精神性、「こころ」を失ってきたのも事実です。私たちはこれからも日本人の「こころ」を繋ぎ、結んでいくために未来に向けて学んでいく必要があります。
 近年、教育の場での日本人の精神性や道徳心を学ぶ機会は減っています。小学校や中学校では道徳の授業を実施してはいるものの、子どもを取り巻く環境の変化、家庭や地域社会の教育力の低下、実体験の機会の減少により、子どもの心の活力そのものが低下している現状があります。このままでは生命尊重の心の不充分さ、自尊感情の乏しさに繋がり、規範意識の低下や人間関係を形成する力の貧弱化を招きかねません。日本、そして新潟の未来を担うのは今日の子どもたち以外にはいないのです。今こそ、私たちは学校教育や地域と連携しながら子どもたちに日本人の精神性、「こころ」の素晴らしさを伝え、歴史の中から日本を学び直す機会を提供し、子どもたちに心の活力を取り戻す運動を展開していく必要があります。
 人間の人格形成において家庭は重要な学びの場の一つです。また、子どもたちに学ぶ機会を与えるのは私たち大人の責務ともいえます。子どもはこの世に生まれ、親と出会い、家族から多くの学びを得ます。しかし、近年では親が子を、子が親を殺める凄惨な事件が発生し、育児放棄やDVといった家庭内での問題が増えている現状があります。これは親が親としての役割、大人としての責任、いわゆる「親業」を果たせていないことが大きな原因だと考えます。親は子どもが生まれた時に親として完成するのではなく、子どもの成長を通して、多くのことを感じ、親としての精神性や立ち居振る舞いを学びながら子どもと共に成長をしていくのです。親が子を愛し、躾け、子が親を敬い、学ぶ。そんな本来の家庭を形成できるよう、親世代やこれから家庭を築いていく若者世代に学びの場を提供し、笑顔を増やしていきましょう。

地域を知り、地域経営に活かしていこう

 大都市圏の経済の上昇傾向を横目に地方ではまだその恩恵に与っていない現状があります。私たちの住まう新潟においても、中心部からの商業施設の撤退等、一見すると楽観的ではいられない現象が起こっている一方、国家戦略特区への指定による地域経済への追い風や2016年4月に開催される先進国首脳会議における農業大臣会合等、未来に向けた明るい兆しが感じられるのも事実です。経済は人、モノ、カネ、情報の好循環により適切に成り立ちます。そのうちの一つが欠けても経済には歪みが生まれ、不均等な構図を生み出すこととなるのです。私たちは青年経済人として経済の仕組みを理解し、一人ひとりが地域経済の好循環を生み出す一員として運動を展開していく必要があります。
 地域経済を支える重要な要素の一つとして、地域で企業活動を展開する企業の健全経営の積み重ねが挙げられます。企業の健全経営は、働く人や関わる人々の生活を豊かにします。日本の法人企業の約99.7%は中小企業で構成されており、その中でも黒字経営ができているのは約30%といわれています。企業が地域に貢献をしようとしたとき、まずは雇用と納税による健全経営が第一歩といえるでしょう。新潟青年会議所には様々な業種のメンバーが在籍し、社業の発展と地域の活性化をめざして運動を続けています。私たちは地域に住まう青年経済人として、まずは率先して地域が持つ特性や潜在する可能性を学び、健全な企業経営に結び付け、地域経営の意識を持ち、市民と共に経済の活性化に貢献していく必要があるのです。
 地域経済の発展を考えるとき、様々な観点から地域の現状を分析し、発展の可能性を模索していく必要があります。産業、インフラ、観光、文化等、様々なコンテンツが有機的に絡み合い、良好な効果が発揮されたとき、地域経済は活性化していくのです。2011年3月11日に発災した東日本大震災は日本に大きな経済的被害を与えました。被災地は壊滅的な被害を受け、あらゆるインフラは寸断され、国民は災害時における物流ルートの確保、防災拠点の必要性を痛感させられました。新潟は過去に地震や河川の氾濫等、多くの災害を経験しています。そして経験の中から災害に対する防災意識、備えができている都市でもあります。この利点を活かし、新潟の潜在する可能性を分析し、さらに防災拠点都市として他地域に発信し、災害時のみではなく平時から新潟が持つ強みを活用していき、多様なコンテンツを組み合わせていくことがさらなる地域の発展へと繋がるのです。

今こそ日本人の矜持を持って、国際社会に挑む

 激動する国際社会の中で、日本はその存在意義を問われています。国家間の均衡は大きく変わり、世界経済の基軸は欧米中心からBRICS、アジア諸国へと移行しつつあります。かつては国内総生産額で世界第2位にまで上り詰めた日本はその地位を後退させ、未だ回復の兆しが見えない状況にあります。今こそ私たちは民間外交の担い手として、世界の中における日本の立ち位置を考え、日本人が持つおもてなしの心にみられる精神性を胸に、国際交流を実践し、交流を通して友情を深め、世界平和をめざした運動を展開していかなくてはなりません。
 戦後70年が経過した日本には、今なお歴史認識の相違や領有権の問題等、多くの課題が山積しています。東アジアの隣国である中華人民共和国、大韓民国、中華民国との関係を良好に保つことはこれからのアジア諸国の発展にとって重要な課題であり、今後の日本の立ち位置を定めていくためにも必要なことです。相互理解を深めるためには、まずはお互いの違いを認識することが第一歩です。一方が無理をして歩み寄るのではなく、違いを知り、相互理解を通して共に歩んでいくことが恒久的な平和をめざすための国際交流に繋がると信じています。新潟青年会議所は長きに亘り、大韓民国ソウル汝矣島青年会議所、中華民国板橋國際青年商會と姉妹JCとして友情を深めてきました。今日まで培ってきた友情を礎に、未来を見つめ、互いの心がさらに繋がる交流を実施し、未来志向な関係を築いていくことが必要です。
本当の自分を知ろうと思ったとき、人は自分を内側から見つめ直すだけではなく客観的に外側から自分の姿を見直すことも必要です。これは国や地域においても同じことがいえます。世界を知ることが日本を知ることになり、私たちが住まう新潟を知ることになるのです。経済の面においても国内の状況のみを見るのではなく、世界の情勢を知り、学び、世界に向け、日本人の精神性を以て国際社会に挑み、新潟を発信する術を学んでいくことが必要です。そして、実際に国際の機会を経験し、国際的な感覚を持った人材を育成することが地域の発展に繋がるのです。世界で起こっている現状を、私たちだけが学ぶのではなく、地域に還元し、未来を担う子どもたちに伝え、成長の機会を増やしていきましょう。

市民に認められる運動の発信、組織の存在意義の確立

  私たち新潟青年会議所は61年の長きに亘り、時代とともに形を変え、多くの市民と手を取り合いながら運動を継続してきました。私たちの運動は市民と心を合わせ、協働していくことでより大きな効果を発揮します。そして、正確な運動の情報発信が、明るい豊かな新潟の実現に向けた私たちの思いを市民に広く伝播することとなり、運動はさらに勢いを増し、組織の存在意義の確立に繋がるのです。
 私たちは多くの情報伝達手段に囲まれています。メール、インターネット、SNS、と多くのデジタルメディアを駆使して情報を入手し、発信しています。青年会議所運動を正確に発信し、広めていくことは組織の活性化、運動の拡大に向けて重要なことであり、慎重に実行をしていく必要があります。既存の手法のみに囚われることなく、デジタル、そしてアナログも含めた広報手段を確立し、効果的に発信をすることで組織の存在意義を高めていきましょう。
私たちは今日まで青年会議所運動を展開し、数多くのJCフォーラムや公開事業を実施し、市民に向けた様々な発信の場、学びの場を提供してきました。その結果、新潟青年会議所の存在は多くの市民に知っていただくこととなり、明るい豊かな社会の実現に向けた発信の場として大きな成果を上げてきました。常に自己の成長を願う私たちは、自身が学び続け、さらなる成長を遂げる必要があります。今日まで培ってきたノウハウを礎に、新たな形の発信の場を創出することが新潟青年会議所の存在意義を高め、運動の効果をさらに地域に波及させ、地域の発展に繋がるのです。

成長した個の繋がりが組織の力強い運動を支える

 日本でも有数の会員数を誇る会員会議所となった新潟青年会議所には、様々な個性を持った数多くのメンバーが在籍しています。私たちは日々、自己の成長を心がけ、お互いの成長を願いながら積極的に運動を展開しています。すべての事象は人によって構成され、人により効果がもたらされます。組織においては人こそがすべてであり、青年会議所においては人の成長こそが運動の原動力となります。メンバー一人ひとりが成長し、強い繋がりを持つことで組織はさらに力強い運動を展開できるのです。
 私たちは日々の運動の中で多くのことを学び、成長を遂げています。しかしながら自分自身の成長は自分だけでは認識できるものではありません。ときには立ち止まり、メンバー同士がお互いの成長を讃え合い、成長を確認する場が必要です。メンバー同士の深い交流を通して、お互いの中に眠るまだ見ぬ才能を引き出し、組織力を高め、地域の発展に貢献していこうではありませんか。
 世界には明るい豊かな社会の実現、という大きな目標に向かって運動を展開する多くの同志がおり、その数は世界中で約16万5千人、日本国内だけでも約3万5千人といわれています。私たちは明るい豊かな社会の実現のために新潟青年会議所の運動の中での学びを自分たちの中だけに留めるのではなく、他の会員会議所にも広め、より広い地域で運動の効果を波及させ、同時に他の会員会議所からも多くのことを学び、私たちの住まう新潟を発展に導いていかなくてはいけません。2016年度、新潟青年会議所は公益社団法人日本青年会議所本会、北陸信越地区協議会、新潟ブロック協議会に多くの出向者を輩出し、その活動を組織一丸となって支援していきます。新潟青年会議所の中で鍛えられ、成長してきたメンバーが出向先で大きく活躍し、さらに逞しくなって新潟に学びを持ち帰ることを期待しています。また、青年会議所の運動は最終的には市民に受け入れられ、地域の発展に貢献できるものでなくてはなりません。そのためには、外部団体とも連携し、協働していく必要があります。私たちは青年らしく、固定概念に囚われず、臨機応変に外部からの求めに応じ、組織の存在価値を高め、力強い運動を展開していく必要があります。

原理原則を遵守しながら健全なる組織運営を

 私たちが所属する青年会議所はその名に謳われる通り会議を通して切磋琢磨し、互いに学び、成長を繰り返していく組織です。組織として力強い運動を展開し、市民と共に地域を活性化させる事業を構築していくためにも、青年らしく、活発な会議を運営し、激しく議論を交わし合おうではありませんか。私たちは時代の変化に合わせながらも原理原則に従い、一定の規則を遵守して組織の健全性と透明性を保ってきました。組織として対外的な信頼を勝ち得るためには健全な組織運営とともに法令を遵守し続けていかなければいけません。組織の運営費がメンバーの貴重な会費から捻出されている以上、私たちは限られた予算の中で、より効果の高い運動を展開し、ときには外部からの協賛や補助金の活用等、組織運営に新たな手法を取り入れることも視野に入れながら、強固な組織基盤を築いていく必要があるのです。

自らを変え、明るい、笑顔あふれる新潟をめざす

 私たちは数ある組織の中から自らの選択で新潟青年会議所への入会を決めたはずです。
青年会議所の中で過ごせる時間には期限があり、誰もが必ず40歳で卒業を迎えます。限りある時間の中で私たちは、JC三信条である個人の修練、社会への奉仕、世界との友情を胸に力強く運動を展開し、成長を続けていく必要があります。成長の機会は自分の行動を変えることで手に入れることができます。自分で選んだ組織の中で学び続け、自己の成長を最大限に願うのであれば、より厳しい選択を必要とする場面があります。人の成長は人との出会いと関わりの中からしか生まれません。だからこそ、私たちは青年経済人として一人でも多くの人と出会い、学び、多くの仲間と共に成長の機会を手にしていきましょう。
自分を変えられるのは他の誰でもなく、自分自身なのです。心が変われば行動が変わり、 行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わり、人格が変われば運命が変わる。変化を恐れずに立ち向かったものだけが地域の運命を変えることができるのです。今こそ、変化を恐れず、成長を続け、私たちの願う、明るい豊かな社会の実現をめざし、一人ひとりが成長していくときなのです。その先に、明るい、笑顔あふれる新潟が待っていると信じて。
Change Yourself!!

事業計画

  • (1) JAYCEEの資質の向上を通じて、新潟の未来を牽引していく人づくりを推進する運動
  • (2) 日本人固有の精神性を学び、呼び起こし、次世代へ継承する運動
  • (3) 地域経営の意識を向上させ、未来を見据えた新潟の発展をめざす運動
  • (4) 日本人の精神性を持ち、国際感覚を高め、世界平和実現に向けた国際関係を構築する運動
  • (5) 正確な広報とさらなる発信の場の創出により、新潟青年会議所の存在意義を高める運動
  • (6) 会員相互の交流を通してさらなる繋がりを創出し、組織の総合力を高める運動
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