2005年10月19日 水曜日 10月例会
10月19日(水)万代シルバーホテルにて10月公開例会、題して「道州制以降後の『にいがたの役割』とは何か」〜来るべき地域主権社会に向け協働して考えよう〜が開催されました。
今例会では2004年度における50周年記念式典に際に発表した「新潟JC宣言」の一つを踏まえ、「道州制移行後の新潟の役割を明確にする提言書」を作成し、それを10月公開例会の場で発表しました。公開例会は2部構成で、第1部では新潟JCが「地域主権社会」や「道州制」についてどのように考えているのかを「道州制移行後の新潟の役割を明確にする提言書」の発表によって参加者の皆様にお伝えするとともに、第2部では総務省大臣官房参事官 丸山淑夫氏、新潟大学助教授 田村秀氏をパネリストとしてお迎えし、また新潟JCからパネリストとして木山理事長、コーディネーターとして赤羽委員長も参加して、「道州制以降後の『にいがたの役割』とは何か」〜来るべき地域主権社会に向け協働して考えよう〜と題としたパネルディスカッションを行いました。
パネルディスカッションでは丸山氏より現在進行形の道州制についての地方制度調査会での答申内容や、各政党での考え方、また憲法上での道州制の考え方、田村氏より道州制と県合併との違い、道州制に関する歴史等、リアルタイムでの貴重な意見を聞くことができました。また木山理事長より新潟JCが「道州制移行後の新潟の役割を明確にする提言書」を作成した経緯、新潟JCとして道州制に対するこれからのアクションプラン等の意見が出るなど非常に有意義な議論が展開されていきました。設営をした赤羽委員長をはじめとした広域経済委員会の皆様、道州制について真剣に考える場を与えていただきありがとうございました。