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シェアリングエコノミー事業を開催してみて

①今回の事業はどんなテーマで開催されたのでしょうか??

一言でいえば「遠くない未来の話」
私たち都市開発委員会では、超スマート社会を見据えた動きの中で近年注目されている、シェアリングエコノミーについて調査してきました。企業への取材や福岡市の行政のお話をお聞きしてきましたが、その内容を皆さんにお伝えしたく、新潟市のまちづくりにシェアリングエコノミーをどのように活かしていけるのかをフォーラムにてお話しさせていただきました。
一番重要視したのは、このシェアリングエコノミーという概念がこれからのまちづくりに必要ではないかと少しでも感じてもらうことです。そして、これは非現実の話ではなく、私たちが一緒になって取り組めば実現可能である「遠くない未来の話」ということです。だから少しでも興味をもってもらい、近い将来のまちづくりを皆さんで考える機会になればと思い開催させていただきました。

②開催するにあたり、大変だったことはありますか??

 やはり、コロナウイルスの影響はありました。本事業は、年初からの取材をすべてオンラインのリモートで行いました。直接伺いお話を聞けないということは、細かいニュアンスが分かりづらかった点や、実際のサービスを現地で自分たちが体験できなかったというのは非常に残念でした。一方、オンラインというメリットを活かして、普段なかなか足を運べない福岡市のお話しをお聞きできたのは非常に良かったです。
 また、コロナ渦のなか、シェアリングエコノミー自体がどのように受け入れられるかという不安はありましたが、例会でもシェアリングエコノミーの多様な価値観の中で活かせて行けるという可能性はお伝え出来たのではないかと思っています

③参加者にどういった学びがあったと思いますか??

 シェアリングエコノミーという新しい考え方は提供できたと思っています。実際に身近なサービスですので今後は自分自身で体感し、その利便性や可能性を感じてもらいたいです。そして、まちづくりというのは行政だけでやっていくものではないと思いますので、たくさんの人がこれからの新潟の未来を考えていく機会になれば嬉しいです。

④今後の展開を教えてください。

 今後は、このシェアリングエコノミーについて新潟市含め行政の方に報告書という形で提案していきたいと考えています。内閣府の指針でも今後シェアリングシティに参加していく自治体を増やしていこうという取り組みが広がっていくと言われています。新潟市も少しでもその取り組みに関心をもってもらい、シェアリングエコノミーを活かしたまちづくりが加速していくよう取り組んでいきたいと思います。

⑤メッセージがありましたらお願いします!

 本フォーラムではシェアリングエコノミーに着目して開催しましたが、シェアリングエコノミーというのは超スマート社会の中でもごく一部の考え方やサービスにすぎません。新潟市としても、新しいサービスや考え方というものはこれから議論すべきですし、スピード感のあるまちづくりが必要になってくると考えています。まち全体として、そんな気運が上がってくると、面白いまちづくりができるではないでしょうか。