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Category: 炎のコラム

きれいごと。

皆様、お疲れ様でございます。

まずは先日行われた、2月例会第25回新潟JCフォーラムにご参加をいただき、ありがとうございました。

そして、担当委員会であります、尾崎委員長を始めとする新潟経済活性化委員会の皆様、本当にお疲れ様でした。

そして、ありがとうございました。

 

先日の例会で、私の心に残った言葉がいくつかあります。

昔話など、最後は必ず正直者、正しいことをしてきた物がハッピーエンドを迎えるという言葉、

確かに昔話など、悪代官や悪徳商人が町民を苦しめたり、理不尽な年貢を納めさせられたり

そのおかげで、町民は苦しい生活を送らなければならなかったり・・・。いろんなパターンがあります。

でも、なぜか最後は神様や、例えばお地蔵様や、予期しない力によって正直者が助かります。

昔話だから、昔から伝わる話なのでしょう。作り話もあるかもしれませんが、要は正直、間違ったことはせずに生きろ!ってことです。

 

現代も様々な偽装問題や商業道徳に反する手法で、儲かればいいと思って商売をしている人や、

そこから事件につながり逮捕される人がよくニュースに出ます。

まさに、昔話の原理からいくと、悪者は成敗され、正直物が生き残ることになりますね。

私も小さいながら会社を経営しているので、いろんな話をお聞きし、頭では解っているつもりで

商売をしていますが、改めてお話をお聞きすると、とても納得がいきます。

 

会社では自分がルールで運営しているせいか、あらためて、ひとつ一つを見つめ直すことを忘れていました。

些細なことかもしれない事が、会社や社員にとってはとても大事だったり、和を持つことの重要性が

どれだけ大事なのかなど、忙しいからって、仕事を先に進めることしか考えていなかった自分に気づきました。

私も、社員と社員の家族の為に、自分の家族の為に会社をやってきたつもりですが、日々の生活に追われると

目的を忘れがちになるんですね。でも、その気持ちは今でも変わっていません。

 

政治の世界や外交などは難しいところではありますが、少なくても商売の世界では

きれいごとを実行することが、すべての要なのかなって思った昨日でした。

ナオキ

勉強会

昨日は国際室の勉強会が開催されたので、私も参加してまいりました。

テーマは「拉致問題」です。

講師として新潟県拉致問題調整室の丸田室長にお越しいただき「アニメ めぐみ」を上映後、

拉致問題の背景や経緯、政府としての取り組みや問題点など、お話をお聞かせいただき

あらためて深刻な問題であり、例えようのない怒りと悲しみが込み上げてきました。

おそらく、参加されたメンバーも同じ気持ちだったのではないでしょうか。

 

「アニメ めぐみ」上映後、参加された方々は、おそらく自分と横田夫妻の姿を重ね合わせて考えたときに

子を持つ親としての責任や、突然自分の子が居なくなった時の感情、日本政府への期待や不安など

様々な思いを持ったかと思います。

 

それが当事者意識であり、意識を持つことによって世論を喚起し、解決へ導く一歩に繋がるものだと思います。

他団体の拉致問題の集会などに参加したことがありますが、来られている方々はほとんどが年配の方か

関連する団体の方々ばかりです。

この時代だからこそ我々責任世代が、当事者意識・家族愛を強く持って取り組んで行くべき問題であると

感じた昨日でした。

 

国際室の勉強会にも関わらず、また、ギリギリで突然の案内にも関わらず、多くのメンバーに参加していただき

本当にうれしかったです。ありがとうございました。

これからも様々な問題に対して、我々に出来ることは、責任世代として実践していきたいと思います。

 

ナオキ

ここ数日、

更新できずに2週間以上たってしまいました。

すみません・・・。

更新できなかった間、様々な事業などがありましたね。それぞれ参加された方々

大変お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

 

ここ数日、ものすごい大雪です。

新潟市内では、大雪に慣れていないせいか、すぐパニック状態になります。

去年の年末も降りましたが、今回はその教訓が生かされているように感じました。

私はマンションに住んでいるのですが、駐車場に行くと、すでに出勤前に車の周囲を

除雪している奥さん方がいたり、いつもより早めに出かける学生がいたり・・・。

当たり前と言えば当たり前なのですが、何かとても清々しい気持ちにもなります。

 

雪が降るとこんな場面にも遭遇します。

スリップした車を通りがかりの人たちが皆で押してみたり

駅の周辺の歩道を高校生(野球部だと思ったのですが)が朝早くから除雪をしたり

普段外で遊んでいるのを見たことが無い近所の子供が

親子で除雪をして、その雪で何だかわからない雪像を作ってみたり。

雪が降れば生活に障害をきたすのですが、悪いことばかりでもないと思っています。

そもそも、ここは雪国の新潟ですからね。雪が降って当たり前なのです。

まあ、降りすぎも困りますけど・・・。(仕事がかなり遅れています)

考えてもみれば、私が子供の頃は雪が降って当たり前で、散々遊んでばっかりいた記憶しかありません。

 

本当に大変かとは思いますが、新潟の特異性を独自性に置き換えて

今の環境を楽しむのも、新潟のアイデンティティにつながると思います。

あっと言う間に春が来ます。今を楽しみましょう。

 

ナオキ

新年会

皆様、こんにちは。

昨日は新潟JC新年会でしたね。

大変盛り上がり、今年の1年をようやくスタートすることができました。

設営いただいた大澤委員長始めとする会員交流委員会の皆様、本当にありがとうございました。

 

先回のコラムで新年の習わしについて書かせていただきましたが、

今回は太陽と星について書きたいと思います。


天皇陛下御即位20年の時に詠まれた歌の中に「太陽の国」とありましたね。

日本はとかく太陽の国と言われ、日の出日の入りがはっきりし、生活もそれに合わせて安定しております。

一方、北欧では日の出が9時で日の入りが15時ぐらいです。

まだ16時だというのに外は真っ暗で遅くまで残業しているような気分になってしまうでしょう。

これでは「日の出とともに起きて日没とともに就寝」なんて生活ができません。

ともあれ北欧では、太陽はとっても遠い存在のものでした。

一方で太陽が過酷なのは中東です。砂漠の果てにユラユラとたちのぼる蜃気楼。

真夏の中東の太陽は、まるで人々に鞭打ちをしているかのような厳しさがあります。

灼熱地獄で身も心も干上がりそうな大地を見ると、中東の人々が月や星を愛し、国旗にした意味がよくわかります。

イスラエルはダビデの星、イスラム諸国の国旗はトルコやパキスタンなど月をモチーフにしたものが多いのです。

 

21世紀は米中の時代とも言われています。どちらも「星」の国です。星は闇の中でしか輝きません。

両国の歴史の浅さは長い人類の歴史の中で、瞬間的な「スター」にはなりえても

普遍的な存在になるにはほど遠いかもしれません。

21世紀の世界に必要なのは、人々の心をわけへだてなく照らし、意識レベルを高める太陽の光線。

今年は多くの日本人が長い歴史軸を持つこの国の原点に立ち返り、大切な事に気付く年になるような気がします。

そして、昨日の新潟JC新年会でも新潟商工会議所新年祝賀会でも感じたのは、不景気や殺伐とした世の中だと言われながらも

そこにいる方々の熱気と活力です。その力が間違った方向にさえ行かずに一つになれば

「変革期に発揮される日本の底力」になるはずです。

原爆やアメリカの占領政策だって、そう簡単には破壊できなかった日本の底力。

昨日の挨拶の中でもお話させていただきましたが、戦後の国民がひたすら働き築き上げた現代社会。

でも理屈で説明がつかない大切なものを発展した社会と引き換えに数多く失ってしまった気がします。

だからこそ転換期である今を我々がどう生きるかが大切なのです。いつ何時も絶望は禁物です。

太陽の国に生まれたことを感謝し、民間人、青年経済人としての底力を国や地域のために

発揮していけるよう、あらためて思った昨日でした。(今日は二日酔いです)

ナオキ

 

 

神殿にて。

皆様、こんにちは。

新年もスタートして、すべてが動き出しました。

皆様、初詣はもう行かれましたか?

私は毎年、というか1年に4回ほど参拝に伺う神社があります。

遅くなったのですが、先ほど新年の参拝を済ませてまいりました。

長岡方面の山奥の神社なので、新潟市とは違い雪が2m近くありましたね。

 

それでも参拝される方は多いんです。雪が降っていても、皆さん神様のお膝元まで

伺い、1年のご祈祷をするのです。

日本人は一般的に宗教心が薄いと言われますが、正月になれば玄関に門松やしめ縄が

飾れられて、晴れ着を着て初詣や初日の出を拝みに出かける。

全国各地の神社は初詣客でごった返すのをテレビで見ると、日本人は、実はものすごく

宗教心が篤いのではないかと思います。

 

正月とは家に歳神様をお迎えする行事です。

歳神様は正月になると家にやってきて、その年の豊作や家族の健康を約束してくれます。

玄関に飾られる門松とは歳神様が宿る安息所であり、神霊が下界に来る際の目標物になり

しめ縄とは災いをもたらす神や不浄なものが内に入らないようにするために張られます。

鏡餅も歳神様へのお供え物で、様々な言い伝えや説があります。

年末になると家庭でも会社でも大掃除をしますけど、これはただ掃除をするだけではなく

旧年の穢れを清めて清浄な気持ちで新年を迎える為の儀式のようなもので、神社では

大晦日に大祓(おおはらえ)を言われています。

新年を迎える為の行事って、みんな宗教的な意味が含まれているのですね。

私も最近知ったのですが・・・。

 

ひとつひとつの行事って大事にしたいですね。

そして、伝えて行くことが我々の世代の責任であると思います。

 

今年も皆様が健康で幸せな1年でありますように。

ナオキ

新年あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。いよいよ2010年度も始りました。

読んでいただいている方も読んでない方も、今年もお世話になります。宜しくお願い申し上げます。

 

コラムということで、慣れない作業ではありますが、私なりに1年継続できるようがんばってみます。

 

私の会社は冬になると道路で仕事をしている都合上、道路除雪や凍結防止剤散布を行っております。

普段は社内で当番制で作業を行うのですが、元旦の早朝(1時スタート)は必ず私が行います。

元旦の早朝くらいは社員を休ませてあげたいのと、会社の代表がやっている姿を見せること(自己満足かもしれませんが)

でも、本当の目的は元旦だから自分に対し、1年仕事に向かう覚悟を決めることが目的です。

夜だから当然暗く、とても寒い中、散布車を運転しながら色々考えます。景気のことや仕事で失敗したらどうしようとか・・・。

真夜中だから、なおさら悪い方向に行きがちなのですが、そんな孤独の中、黙ってても明るくなり朝を迎えます。

やった!朝が来た!一生懸命やって良かった、だから朝が来たって思えるんですね。元旦だから。

 

今の世の中に例えると、景気や社会情勢は先の見えない真夜中かもしれません。

でも、歯を食いしばってがんばっていれば、きっと朝が来るはずだと思いたいのです。元旦だし。

でも黙ってがんばるだけでは朝は来ません。JCであればこそ”英知と勇気と情熱”という文言を

年中、念仏のように唱えているのであれば、唱和だけではなく実行しなくてはなりません。

 

今年1年、私は自分の発した言葉や方針に責任を持ち、理事長職を務めてまいります。

どうか皆さま、共に社会の問題や課題に対し、2010年度の朝日に向かって行動を起こしましょう。

1年間どうぞ宜しくお願い申し上げます。

ナオキ