パーフェクトファミリー
パーフェクトファミリー20

『創立50周年記念ミュージカル』

 2001年、社団法人日本青年会議所が創立50周年を記念してオリジナルのミュージカルを制作しました。それがこの「パーフェクトファミリー!?」。総合プロデューサーは、劇団四季や長野オリンピックで演出を手がけた杉田靜生氏。全国各地で35公演が行われ、その出演者は各地で異なるのが特徴。子ども達がミュージカルを通じて人間関係の大切さやリーダーシップ、ひとつのものを作り上げていく達成感などを習得すること、つまり、「制作過程自体が青少年教育」となることを目指しました。

『パーフェクトファミリー!?in NIIGATA』

 2004年、社団法人新潟青年会議所の創立50周年記念事業として、ここ新潟の地で「パーフェクトファミリー!?」が公演されることに。4月、オーディションが行われ、約80人の子ども達から32人のフレンズ達が合格。それから、演技指導の先生方と一緒に、土日を中心に稽古が重ねられ、真剣なまなざしで練習に打ち込む子ども達の姿が。25回にもわたる熱のこもった稽古に、次第に友情とチームワークが芽生えていきました。そして迎えた8月20日、新潟県民会館大ホールにて、2回の公演が行われました。

パーフェクトファミリー練習風景

『ストーリー』

 どこにでもありそうな家族、一本木家は今日もバラバラ。三姉弟(梢・幹太・若葉)は、たよりない天使2人とともに「理想の家族探し」の旅に出ます。バースデーゲート、クローン博士の研究室、長岡空襲、未来、安らぎの国、夢の修理工場といった場所で、様々な体験をするうちに考え始めます。家族って何だろう?命って何だろう?そして、ようやく自分達の「パーフェクトファミリー」を見つける、そんな物語です。

パーフェクトファミリー4

『公演は大成功』

 公演は、子ども達の熱演で大成功に。出演者は、小学3年生から高校3年生までの年代に及びましたが、こんな感想を残しています。「みんなとおこった事、みんなと笑った事、いい仲間ができた事、すべてが思い出です。大人になっても、心はずっとつうじあっています。」「ミュージカルというのは、人を感動させる、すばらしいものだと分かりました。たくさんの家族ができてよかったです。」。子ども達の成長を見守ってきた青年会議所メンバーにとっても、大きな感動がありました。

パーフェクトファミリー20