LIA(実践指導力開発)会議、講習
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『LIAとは』

伝統的社会体制が、内外から揺さぶられる時代、子供は親の言うことを聞かなくなり、後輩は先輩への礼儀を忘れ、部下は監督者を突き上げ、労働組合幹部のイデオロギーもその神通力を失い世はまさにリーダーシップ喪失の時代である。そんな時代に危機感を覚え新しいリーダーシップ像を作ろうと企画されたのが、LIA(実践指導力開発)である。

 

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1970年、遠藤整治理事長時代に、橋本行雄委員長率いる、指導力開発委員会により会議を実施。

第1回会議1回目の打ち合わせでは設営の基本方針を

1.気軽にジャミ合う会にしたい。

2.扱いテーマは委員会の性格からリーダーシップとする。

3.ゲストはあまり肩書きの大袈裟でない、しかも普段我々と余り接点のない“マチ”のリーダー、男女半々の3点にまとめる。

 

第2回打ち合わせでは

1.ゲストの確認。

2.会場ではゲストを囲みできるだけジャミ合いをする。

3.順序はゲスト男女1名づつから3分間スピーチをして頂き、その中のテーマでゲスト同志の討論を展開、一定時間後に会員から参加して頂く

4.会員参加の雰囲気を盛り上げるためにインタビューを採用。

5.時間の都合でテーマの副題を付け討議の方向付けをする点については議論が分かれ、自由にすることに決定。

6.会員が例会の時間内に少しでも問題意識を持ち、自分のリーダーシップについての考えを整理し、自分自身で結論を出し、目標を持ち得るように進める。

7.出来れば2〜3人のメンバーより自分の結論目標を発表してもらう。

これを出発点として第1~第6会議まで進められた。

翌年には橋本委員長が理事長となり、委員会内LIA、外部向LIAが実施されている。