Category: 対岸問題検証委員会

離島フォーラム

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By iinkai, 2010年11月13日

対岸問題検証委員会の委員長川上です。

先日、燕三条で行われた櫻井よしこさんのフォーラムに参加してきたのですが、その中での話を一部紹介いたします。

中国が5年前から北朝鮮の羅津(ラジン)という港を50年間の租借権(実質支配)を得たそうです。
中国は、そこに物資を送れるように中朝国境から幹線道路を整備し、これも租借したようです。そして、その港から出る物資が、日本への最短ルートである新潟に向け送り出せる様に、着々と準備は進んでいるのです。(詳しくは櫻井さんのWebサイトで)

しかし、先の尖閣の問題から中国政府の出方を見ていれば、中国はこれから何をし出すかは、自明の理だとは思いませんか?

「おれのものはおれのもの。お前のものもおれのもの。」と某有名マンガでのいじめっ子のセリフが聞こえてきそうですが、笑いごとで済まされないことになってから気付いても遅いと思います。

新潟県や新潟市の方は領土・領海の問題に関心が薄いようですので、是非とも、以下のフォーラムに参加されてはいかがでしょうか。ご案内です。

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現在、尖閣諸島の問題で中国との関係が取りざたされ、
ロシアのメドベージェフ大統領が国後島を訪問したりと、
外交、国防、領土領海問題がニュースにならない日がないような
日本にとって危機的な毎日が続いています。
そんな中にあって公益社団法人日本青年会議所では、
非常にタイムリーな事業を開催する運びとなっておりますので、
ここにご案内させていただきます。
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奪われる国益・脅かされる領土『離島フォーラム2010』

【告知サイト】http://www.10jaycee.com/2010/diplomatic/
日時:2010年11月26日(金)14:00~15:30(開場13:30)
場所:明治学院大学 白金キャンパス3号館(東京都港区白金台1-2-37)
定員:500名 参加費:無料

[フォーラム概要]
第1部 講演会「国のかたちを考える~領土領海問題の現状~」/山田先生による講演です。
第2部 報告会「対馬レポート」/11月に対馬現地調査に行った学生による、現地報告会です。
第3部 パネルディスカッション/以下ご紹介する出演者の皆さまに、現在起こっている問題も踏まえ、
様々な角度から領土領海・国益の確保の為に国民が知るべき事、 するべき事を示唆していただき、
参加者の皆さんの明日からの行動につなげていきます!

[出演者] 松原 仁氏 (衆議院議員、日本の領土を守るため行動する議員連盟・事務局長)
山田吉彦氏 (東海大学教授) 池田健三郎氏 (大樹総研所長)

★出演者は他にも特別ゲストが来るかもしれません。
★本フォーラムは、ユーストリームにて同時中継致します。
当日会場に来れない方で も、Web上での参加が可能ですので、奮ってご参加ください
★ http://www.10jaycee.com/2010/diplomatic/
↑上記告知ページに、ユーストリーム動画を差し込んで行きます。
どんどんアクセス してください。

※本事業のバナーも作成しております。添付させていただきますので、どうぞご活用ください。


国際室勉強会を終えて・・・

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By iinkai, 2010年2月11日

新潟青年会議所の川上です。「拉致問題」、「領土領海問題」を考える対岸問題検証委員会委員長を一年間務めさせていただきます。宜しくお願い致します。

先日、2月10日に行われました国際室勉強会は、急な案内にも関わらず、多数のメンバーの皆さんに御参加いただきまして、ありがとうございました。この場をお借りして改めて感謝申し上げます。

何故、「拉致問題」を新潟JCで扱うか?

賛否両論あります。
拉致問題を外交問題とすれば、我々JCは関ったとしても、意見を述べるか、何かしら協力するに留めるべきかもしれません。

しかし、拉致問題は新潟市民…否、日本国民の人権に関わる問題です。

拉致は国民の自由を奪う犯罪です。

もし、あなたのお子さんが、拉致の被害者となったら……

あなたは黙っていない筈ですよね。

私自身、もし娘を拐われたなら、拐われた場所に武器を持ち、単身でも乗り込んでいきます。過激と言われるかもしれませんが、親ならば当然の気持ちじゃないでしょうか?
とすれば、外交問題ではなく、我が身にも降り掛かる恐れのある人権問題と考えるのも、自然だと思います。
ですから、私は、この拉致問題に関して以前から、何かしら自分にも出来ることはないか?と思っておりました。
が、残念ながら実際に何をしたら良いかが分からず、何も出来ないままでした。

しかし、「この問題は新潟JCで取り組むべきだ」という強い信念を持った高橋理事長から、拉致問題に真正面から取り組むキッカケを与えていただきました。
正に「我が意を得たり」の想いです。

我々は、経済人である前に人の親です。
親には、子供達が不安なく、暮らせる世の中を築く役割があります。
そして、未だ拉致問題が解決していない今日の現状は、自分達の子供を拉致の危険に晒している事に他なりません。
であれば、新潟の発展と子供達の明るい未来を願う我々新潟JCだからこそ、この問題を経済活性や教育のあり方を考える事と同列に考え、発信していかなければと思うのです。

しかし、何の実績のない団体が、取り組むと言っても、見向きもされません。
勿論、今まで新潟JCを築き上げ、価値を高めてくれた先輩方がいたからこそ、今年度、発信することが出来るのです。
改めて、55年間、新潟JCを積み上げて来られた先輩方に感謝しなければいけないと強く感じております。
そして、この難しい問題に、新潟JCとして取り組む英断をされた高橋理事長の強い意思に、感服する思いです。

今年度、当委員会は、横田めぐみさんが拉致された11月15日までに、拉致問題の解決に向け、全力を尽くす覚悟でおります。
しかし、皆さんのご協力なくしては、この問題は解決へと向かいません。

どうか、ご理解ご支援の程、宜しくお願い致しします。

川上